🌟🏇〜パドックで走る馬を見分ける秘密㊙〜🏇🌟
・首
馬の走りは首を上下に動かすことで推進力が生まれる。
極端に長かったり、短かったりするとバランスが悪く走りに影響する。
適当な長さで適度な太さが理想。
牝馬は牡馬に比べて細い。
・キ甲
1歳半くらいでキ甲が抜けてくる。
キ甲は厚みがあり高いのが理想的。
自然と胸にふかさ、長さが出てくるのでパワーが生まれる。
キ甲が低い馬は肩甲骨も小さく前脚の運動幅が小さくなる。
逆にキ甲が高い馬は肩甲骨が大きく運動幅も大きいのでパワーがつく!
・背中
背中のラインが馬体のバランスの良しあしを決める。
長軀短背が理想!
背垂れ・鯉背はダメ🙅
・お尻
スピードを生み出すお尻は、面積が大きい程良く、薄くて力強さに欠けるものは減点。
ポイントは後ろから見た時に丸みがあってどっしりしているのが良い。
・胸の深さ
深くて長いほど良い。
心臓が強くてスタミナがあると言われている。
・肩
キ甲と胸前を結んだ線が立っている馬はストライドが伸びずに持久力がない。
・腹
腹構えがとっしりして腹袋のある馬がいい。
腹が巻き上がって寂しく映るのは良くない。
・膝
地面からの衝撃を吸収するので大きければ大きいほど良い。
ただ、馬体を横から見た時に膝から繋にかけて脚が前に反っている馬は膝に負担がかかりやすく骨折の原因になる。
また、内向きの膝は故障の原因になる。
・蹄
繋と同じ角度で真っ直ぐ伸びているのが理想。
・管
乾燥していて腱が浮き出ている馬は腱が強くて屈腱炎になりにくい。
逆に管がはっきり見えない馬は要注意!
・繋
繋が肢の負担を和らげる。
芝向きの馬は適度な長さと角度があった方がいい。
繋が立って短い馬はダート向き。
・飛節
飛節が真っ直ぐ伸びているのが良い。
飛節の曲がりが深いと持久力がないので超距離適性は低い。
理想は、横から見た時に尻の端と飛節のラインが一直線になっているライン。
・皮膚
皮膚の薄い馬は代謝がいい。
・歩様
前脚が柔らかく、後ろ脚は力強い踏み込みをしていること。